2011年9月30日金曜日

公務員の志望動機

 私は東京の大学に通っておりますが、XX市で生まれ育ちました。高校までは市内の学校に通学しておりました。
 これまで4年間、大学に通うために、XXを離れて東京で独り暮らしをしてきましたが、この間の災害が故郷を襲ったニュースを聞いたことは、私にとって大変な衝撃であり、経験したことのない絶望感でした。
帰省のときは何気なく見ていた景色も、災害の後に見てみるとはっきりと、どこが変わったのかひとつひとつわかりました。なんとなく見ていた景色が自分にとっては特別なものであり、かけがえのないものであったと気づかされました。
 現在、復興が進んでおりますが、産業やインフラが完全に立ち直ったわけではありません。
私の愛する町の社会基盤が満足に機能していないという現状を何とかしたいと痛切に思っています。
 XX市は基幹産業の漁業が廃れたわけではありませんし、観光資源も豊富にあります。
それらをさらに活性化させることが出来れば、市経済も豊かになり、市全体の再建をはじめとして市民への行政サービス全体を再構築することが可能になると思います。故郷XX市に対する愛情・情熱は人一倍持っているつもりです。私は、その事業にぜひ一職員として参加し、かつてのような活きのいい愛するXX町の復興に全力を尽くしたいと考え、応募させていただきました。

2011年9月25日日曜日

日本史・世界史 教員 例文

私は高校時代に恩師の先生方から、社会のことや人生のこと等、たくさんの大切なことについて考えさせられる機会を与えられました。
そのとき経験した素晴らしさは今でも色あせず、私の心の中に残っており、生きる力を与えてくれます。
そうしたことはとても素晴らしいと思います。また、私も人に同じ喜びや感動を与えたいと思い、教員になりたいと考えました。
 歴史という教科は、私たちが日本人としてのアイデンティティを自覚することに役立つ教科だと思います。現代人は情報通信やインターネットの普及・発展によりさまざまな情報を得ることができるようになったと思います。しかしながら、宗教・道徳・、その良否を判断し取捨選択するための精神的な支柱が希薄になり、伝統文化や日本人の個性を喪失することにつながっていると思います。
私は、かつて日本的な価値や美意識があったことを生徒たちに楽しく知ってもらうため、例えば、歴史上の人物のエピソードを「今日の人物」として紹介し、日本の素晴らしさを歴史的に説明したいと考えています。  
また、生徒たちの多くが心の中に抱いていると思われる進路への不安や迷いに対して、人生の先輩として、何らかの指針や正解を得る手伝いをしたいと思います。そのための媒体として、歴史上の出来事を引き合いに出して生徒の進路決定の一助となればと考えます。
生徒の本音をどのようにして聞き出すかがまず問題ですが、日常の授業や部活の指導のなかなどで、折を触れて自由に話し合える機会を作り、悩みや疑問を一緒に考え、役立つ提案をしたいと考えています。