2010年11月6日土曜日

自己PR:行動力をPR

私は気になる事があればすぐに行動に移します。
まだ研修に行き始めて半月も経たない頃、アルバイト先で顧客リストを100個程のバインダーファイルで保管しているのを見た私は、パソコンプログラムを使った新管理方法を提案しました。
まだ十分の一程度しか移行できていませんが、提案は採用、運用されています。
気になったことには、意見を言うだけではなく自分なりの改善策を考えた上で実践してゆく。
この実行力が私の武器です。

例文:通関士の志望動機

高校生の頃、通関士の職務に就いている方と話したことがあります。
その際、物流企業の仕事や、その社会貢献に関してなどの様々なお話を伺い、物流、という機能は人の目には触れにくいが、生活のすぐ隣にいつもあるものであり、

電気・水道・ガスなどと同じくらい大事なもので、
私たちの生活に無くてはならないものなのだと気づきました。
また、その方がとても嬉しそうにご自分の仕事について話しておられました。
私たちの笑顔の裏にも、物流はあり、その仕事を誇りにしている人がいる。

そんな「縁の下の力持ち」に私もなりたいと思い、志望いたしました。

例文:営業職の志望動機

私は昔から「輸入雑貨」というものに興味があり、そういったものを買うためによく県外にまで赴いていました。
ですが、欲しているもの全てがそろう訳ではありません。
輸入されていない商品がたくさんある。店先で肩を落とした事が何度もあります。
より多くの商品をお客様に提供してゆける、そんな存在になりたい。ですので、私は新規取引作品を開拓してゆくことのできる「営業職」を希望いたします。

自己PR;誠実さをアピール

私は人のために動くことにやりがいを感じ、そのための努力ができる人間です。
学生時代2年間働いていたレストランのアルバイトでは、ただ接客するだけではなく、自分なりにどう客様の役に立てるか?お客様に気持ちよく過ごして頂けるか?が私のテーマでした。
そこで私は「覚える」ということを徹底しました。
メニューの数は多く、また、季節ごとに変わっていくことが多かったたのですが、
お客様にどんな料理なのか想像していただけるように、料理の材料や作り方、味、さらにメイン食材の効果(コラーゲンが豊富で肌に良い・生姜やスパイスが多いため血行が良くなるなど)全て覚え説明できるようにしました。
日替わりメニューも開店前に必ず確認し、お勧めできるようにしました。
また、来店されたお客様の顔を覚える事を心がけ、再度来店のたびに一言お礼をできるようにしました。
すると覚えていた事に驚いたお客様が、リピーターになってくださったり、「・・さんに聞けば美味しいメニューがわかるね」と言っていただけるようになりました。
相手の立場になって考え、正しい判断ができるということ。

このことを仕事で生かして行きたいと考えております。

志望動機の書き方(例文でイメージしよう)

志望動機を考える際は、なぜその企業でなければならないのかを書かなくてはならないと前項で説明しました。それでは、そんな独特なものをどうやって見付けるのかとなりますよね。
ここではその辺のアドバイスをさせて頂きます。 

 企業説明会の内容から作る 
企業説明会では他の企業ではやっていない、その企業の独自性を説明する事がよくあります。これを志望動機としてもっていきます。
ただし、ここで注意が必要なのは・・・
説明会ではたくさんの学生が同じ話を聞いています。
だから、それをそのまま、志望動機にしても全然目立ちませんよね。
でも、そこに自分の経験を結びつけることで、何倍もの説得力が生じます。
例えば、
説明会で・・・教育制度がはすごく整っていますと説明。
志望動機で・・・貴社の教育制度に整っているのに魅力を感じた
と発表しても、はっきしいって、魅力ある志望動機とはいえませんよね。
これを
志望動機で・・・私は過去に独学で、○○の勉強をして○○点向上した。
         もっとに上を目指したいと思い、大学の○○制度を利用したところ
         さらに○○点向上した。
         この経験から、能力を高めるには、自分の志も大切だが、
         環境次第で、結果は大きく変わると実感した。
         だから、貴社の○○な教育制度の元で自分の能力を高め、
         ○○のような事を成し遂げたい。
こんな感じの志望動機にすると個性もでますし、意志の強さもアピールできます。
ただ、自分で作っておいて申し訳ないのですが、この事例ではちょっと弱いですね。
この志望動機+企業の教育制度の特徴を関連づける必要がありますね。

 自分の経験から志望動機を作る 
これが一番いいかもしれません。学生の皆さんは消費者です。消費者として、その企業に対してどのように感じたのかを志望動機として書く方法です。
例えば、一番分かりやすいのは・・・
店舗運営している企業ならば、実際に足を運び店舗の魅力を志望動機にしていまうというのは使えると思います。 

志望動機例1
貴社の○○店を利用した。○○のようなサービスに○○のように感じた。
私も貴社の一員となり、お客様に満足を与えたい。 

志望動機例2
日常生活で○○のような疑問を感じている。貴社は○○に対して業界内でも一際力を入れている。私も貴社に入社し、○○を改善したい。

 面接の質問から志望動機を作る 
とにかく説明会・面接で自分の重視することを質問して、それを志望動機にする方法。 

志望動機例1 
私は就職にあたり、○○を重視している。今まで受けてきた企業でこの質問をしたところ、貴社の理念が一番共感できた。 

とまあ色々ありますが、自分の考えと企業の特徴を関連付けるとうまくいくと思いますよ。他の項目でも書いてますが、OB訪問して、それを志望動機に結びつけるのはポイント高いと思います。

志望動機の書き方の基本;新卒の場合


志望動機は自己PRと同じく、内定を取得できるかできないかにすごく影響します。
志望動機を考える際はなぜ、その企業でなければならないのかを書かなくてはなりません。
志望動機では、どこの企業でもやっていることではなく、
・その企業だからこそやっている事。
・「そこの企業じゃなきゃダメだっ」
という事を明確にする必要があります。(表向きわね・・・) 

ここで、志望動機の一般的な書き方を紹介します。
あくまでも一例ですが、

1.私は○○のような企業で働きたいと思っている。
2.貴社は△△を実施するなど、○○を実現できる企業であると感じた。
3.私も貴社の一員となり・・・。 
のようになります。

これはホントに基本中の基本ですので雰囲気だけ味わって下さい。
実際書けって言われてもなかなか難しいものです。次ページではどこから、志望動機となる内容をどこから見つけてくるのか?どのように志望動機を作っていけばよいのか?という事を紹介したいと思います。

志望動機 例文(サンプル):日用品メーカー

消費者の立場に立った商品を作りたいです。
モノに対するこだわりが強く、自分が日常的に関わるものに興味があります。
そう考えたときに真っ先に思い浮かんだのは日用品・化粧品を扱うメーカーでした。
その中でも、シャンプーボトルの側面に刻みを入れるなど消費者の声をいち早く製品に生かすことのできる御社で、開発者でありながらも、一消費者としての視点を持ち、それを製品に生かすことのできる商品開発を行いたいと思っております。

志望動機 例文(サンプル):MR

「??社の方々はプライド持って仕事してると思いますよ」、これは貴社のインターンシップに参加した際、同行したMRの方が口にされた言葉です。
女性の働きやすさ・会社の雰囲気・開発力・福利厚生など、全て申し分のない貴社を志望するにあたり、ただ一つ私の中で気になっていたのが???の問題でした。
そのことに関してどのような答え、そして答え方をされるのか。興味深くもあり、また気分を害されないかという不安もありました。
しかし、そのMRの方は真摯に回答して下さり、その中で冒頭のことを仰ってました。
私はその言葉に、そして答え方に、そのMRの方の貴社と貴社製品への誇りを強く感じました。
自社を、そして自社製品を誇れる、ということはMRになるにあたり重要なことであると私は考えております。
例えどんな事態が起ころうとも、それらを持ち続けていられること、またそれらを持っている社員がいるということ。その事実を知った瞬間に、私が貴社を志望するに当たっての不安は無くなり、『この会社で仕事をしたい』という気持ちが固まりました。
以上の理由により、私は貴社を志望いたします。

志望動機 例文(サンプル):医薬品開発

どんなにすばらしい薬でも、製剤化できなければ人に適用できません。
薬を処方するのは医者ですが、実際に使用するのは患者さんです。
入院中は患者さん自身でできない投薬は医療関係者がしてくれますが、退院後は通院しなければならず大きな負担となります。
また、患者さん自身でできない投薬は医療関係者の負担も大きくなります。
ぜひ貴社に入社し、患者さん側に立った使いやすい剤形の薬を作って社会に貢献したいと思っています。:

志望動機 例文(サンプル):保育士

私の母も保育士をしています。
私が物心ついた頃には、子どもと関わっている母の姿を見たり、実際に子どもと関わることで子どものことが好きになり、子どもと関わる仕事に就きたいと思いました。
現在、自然に触れたり、外で遊ぼうとしない子ども達が増えてきています。
そのためサッカーコートや農園などの様々な設備が整えられている貴園で、子どもたちに自然を使った遊びを通して外で遊ぶことの楽しさを伝えたいと思い志望しました。

志望動機 例文(サンプル):食品開発志望

私は食材開発に取り組み、あらゆる食の「おいしさ」を追及し、常に新しい技術・製品を世の中に送り出すという御社の事業内容に魅力を感じました。
私は小さい頃に少しアレルギーがあり今は治っていますが、食べたい物を食べられないという苦しさを味わいました。
先日、姉に子供が生まれたのですがその子も卵をはじめ様々なアレルギーを持っており親子共々苦しんでいます。
現在アレルギーを持った子供が増えていますが、その中で乳製品を一切使用していないケーキなどが人気です。
私はその様なアレルギーのある人でもおいしく食べられる商品の開発をしたいと考えています。御社は様々な研究開発に力を注ぎ、既成概念にとらわれない食材開発を実施するなど、これからの時代を見据えた商品開発を実現できる企業であると感じました。
私も御社の一員となり新たな食文化を築いていきたいと考えています。

履歴書の志望動機の基本2:中途採用の場合

履歴書の志望動機で前職で特に華々しい業績が思いつかない場合もあるでしょう。
しかし、今まで苦労した経験の方が、あとあとその人の武器になっていることも多いのも事実なのです。
こういう修羅場を通ってきて最終的にはこういったこともできる、というのも立派な履歴書の志望動機となるのです。
例えば商品のクレーム対応のコールセンターで働いていて、毎日お客さんが納得のいく対応をしなければならなかった…という志望動機はマイナスでしょうか。
実はコツコツとクレーム対応をしていたノウハウは、新しい職場でも仕事を始めるときに必ず生かせることがあるものなのです。
それは、社内で様々な意見を持った社員の意見をスムーズにまとめる組織管理能力がついているかも知れません。また、どうやったらお客さんが納得してくれるのか?を臨機応援に対応してきたノウハウを生かしてトップセールスになるかもしれません。
履歴書の志望動機はプラスに書き換えたものが文例となるのです。

履歴書の志望動機の基本:中途採用の場合

履歴書の志望動機を人事担当者がみて、重要視することはなんでしょうか?
中途採用の場合は会社での実績と経験なのです。

特に転職の履歴書の書き方では具体性が勝負となります。
志望動機欄には、転職希望先の会社の業績や、現状をある程度調べておきましょう。
それを含めての自分なりの展望を一言添えて、自分の熱意を伝える書き方が望ましいのです。
いままでやってきた自分のどんなキャリアを生かしてどんな仕事に関わりたいのか。
具体的な理由とともに志望動機を書いていきましょう。
また、異なる職種や業種からの転職でキャリアがない場合もあるでしょう。
そんな場合は、学校に行っている、本を読んで知識を吸収している、今いる会社で経験者の人について行って回っているでもいいのです。
なにか具体的にアクションを始めている!
と前向きな姿勢をアピールした書き方が志望動機には相応しいのです

履歴書の志望動機を書く前に

履歴書の志望動機は、貴方の歴史です。まず、志望動機のサンプルを探す前にして欲しいことは「今まで何をしてきたか」を振り返ってノート等に書き込んでいってほしいのです。

特に、周囲のお友達や家族の意見も取り入れることがミソです。それらは自分自身に客観的な視点を持つことが大事です。ここで迷ってはいけないのは、自分の嫌いな面を悪くとらえずに向き合うことです。

例えば、
だらしがない⇒自由がすき
支配的⇒責任感が強い
神経質⇒細かいことによく気がつく
怒りっぽい⇒情熱がある
臆病・気が弱い⇒用心深いため綿密に計画を立てて行動する

・・といったように、欠点も言い方を変えたり・見方を変えたりすることによってはプラスになります。
履歴書は自己PRであることは基本なので、弱点をそのままさらしだすのはやめましょう。履歴書の志望動機は前向きな姿勢を書くことが大切なのです。